はじめに
あけましておめでとうございます。 皆さんは、年末年始をどのように過ごされましたか?
実は、鉄道ファンの間では毎年恒例となっている「ある挑戦」があります。それは、たった150円ほどの運賃で、1000km以上、30時間以上も電車に乗り続けるという「年越し大回り乗車」です。
「そんなの不正乗車じゃないの?」 「30時間も電車に乗って何が楽しいの?」

そう思う方も多いでしょう。今回は、この旅が成立する**法的な「根拠」と、実際に参加した人たちが体験した天国と地獄の「実例」**を具体的にご紹介します。
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なぜ150円で旅行ができる?その「理由」と「根拠」
まず、なぜこれほど長距離を安く移動できるのでしょうか。これにはJRが定めた明確なルールが存在します。
1. 「大都市近郊区間」の特例
JRには首都圏などに「大都市近郊区間」というエリアが設定されています。この区間内であれば、**「実際に乗車した経路にかかわらず、最も安くなる経路で運賃を計算する」**という特例があります。 つまり、どれだけ遠回りをしても、ルールを守れば最短距離の運賃で計算されるのです。
2. 「一筆書き」なら距離は無制限
この特例を適用するための条件は、同じ駅を二度通らない「一筆書き」のルートであることです。 このルールを極限まで活用し、隣の駅に行くためにあえて関東地方を一周するルートを組むのが「大回り乗車」です。
3. なぜ「年越し」限定なのか?
通常のきっぷは当日限り有効ですが、大晦日から元日にかけてはJRが終夜運転を行います。これにより、日付をまたいでも改札を出ずに乗り続けることが可能となり、通常では不可能な「30時間超えの連続乗車」が実現するのです。
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最長ルートの実例:隣の駅まで1000kmの旅
首都圏で最も有名な最長ルートの実例を見てみましょう。
• スタート: 常磐線・北小金駅(千葉県)
• ゴール: 常磐線・馬橋駅(千葉県)
地図で見ればこの2駅は隣同士です。しかし、この間を移動するために、以下のような壮大なルートを辿ります。

1. 北小金を出発(12月31日朝)
2. 友部・宇都宮・高崎を経由して北関東を周遊
3. 神奈川・東京を抜け、房総半島を一周
4. 馬橋に到着(1月1日夕方)
その総移動距離は、なんと1035.4kmにも及びます。
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具体的なエピソード:天国と地獄の年越し
30時間以上も電車に揺られる旅は、まさに予測不能なドラマの連続です。ここ数年の具体的な様子を比較してみましょう。
【地獄の実例】2025年(昨年)のトラブル
昨年の参加者は、非常に過酷な状況に見舞われました。元日の外房線で、線路に竹が倒れかかるトラブルが発生したのです。
• 大網駅での足止め: 200名以上の乗客がホームで1時間以上待機。
• すし詰め状態の移動: 乗り換えの上総一ノ宮駅では、10両編成から京葉線直通の「2両編成」に乗り換える事態に。
• 結果: 300名近い乗客が、3時間以上にわたってすし詰め状態で房総半島を半周するという「苦行」を強いられました。
【天国の実例】2026年(今年)の順調な旅
一方、今年(2026年)は打って変わって順調でした。
• スムーズな接続: 昨年混乱した房総エリアも、成田駅からの接続がモデルプラン通りに進行。
• 車両編成も安心: 上総一ノ宮からの2両編成から、安房鴨川で4両編成への接続が無事に行われ、昨年のような大混雑は回避できたようです。
ただ一つ残念だったのは「初日の出」。例年、乗り換え駅の松岸駅(総武本線)で初日の出を拝むのが定番ですが、今年はあいにくの曇り空で見られなかったようです。
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まとめ:2026年は「馬橋」が聖地に?
無事に旅を終えた先頭グループがゴールの馬橋駅に到着するのは、元日の16時過ぎです。
実は今年、このゴール地点には特別な意味がありました。 2026年の干支は**「午(うま)」。そしてゴールの駅名は「馬橋(まばし)」**。 駅名に「馬」が入っていることから、ここでのゴール(結願)は非常に縁起が良いとされ、多くの参加者が今年の願いを込めて改札を抜けました。
たった150円で味わえる、非日常の冒険。 体力と忍耐力に自信のある方は、来年の年越しに「大回り乗車」へ挑戦してみてはいかがでしょうか?
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執筆のポイント(SEO・構成の意図)
• 具体的数字の強調: タイトルや見出しに「150円」「1000km」「30時間」といった具体的な数字(ソース)を入れることで、読者の興味を惹きつけます。
• 対比構造: 「昨年のトラブル(地獄)」と「今年の順調さ(天国)」を対比させることで(ソース)、単なるルール説明だけでなく、旅のリアリティ(臨場感)を出しています。
• トレンド要素: 「午年(うまどし)」と「馬橋駅」の関連性(ソース)という、今年ならではの情報を結びにつけることで、記事の鮮度を高めています。



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